6.38. ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションは、インターネットに接続されているパソコンから、以下の方法を用いて利用できます。
動作の対象となるOS、およびブラウザと必要な環境は以下のとおりです。
・ 動作OS
- Windows XP以降
- MacOS X 以降
- Linux (要GTK2)
※各64bit版は動作の保障はできません。
・ 対応ブラウザ
- Internet Explorer 6.0 以降
- FireFox 2.0 以降
- Opera 9.2 以降
- Safari 3.0 以降(ただしWindows版は3.1以降)
- Chrome 2.0 以降
・ Java 1.5 以上
6.38. ファイル共有アプリケーション
ポータルのトップに表示されるファイル共有アプリケーションのガジェットの画像をクリックします。
ブラウザの新規のウィンドウ/タブにファイル共有アプリケーションのアプレットが起動します。
6.38.ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションでの認証機能について説明を行います。
ファイル共有アプリケーションを起動すると、初めにパスワードの入力画面が表示されます。
アカンサスポータルへのログインに用いたパスワードを入力し、了解ボタンを押してください
取消しボタン、または×ボタンを押すと、何も表示しないファイル共有画面に移ります。
6.38. ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションでのファイル共有機能について説明します。
ファイル共有アプリケーションの起動後に認証が成功するとファイルの共有画面が表示されます。
この画面ではファイル・フォルダの追加削除等の操作を行うことができます。
操作の詳細については以下に説明します。
6.38.ファイル共有アプリケーション
共有サーバ内の表示できるフォルダをツリー形式で表示します。
フォルダ名の背景がピンク色の場合は、選択したフォルダにアップロード権限がありません。
フォルダの左端のアイコンのクリックやダブルクリックによりツリーを展開します。
6.38.ファイル共有アプリケーション
ツリーで選択したフォルダ内にあるファイル一覧を表示します。
表示する項目は「ファイル名」「種類」「サイズ」「登録日時」「更新時間」「更新者」です。
「登録時間」「更新時間」はJST表示します。
項目ラベルをクリックすることにより、クリックした項目の昇順・降順のソート切替えを行います。
(デフォルトではファイル名の昇順ソートで表示します。)
ファイル名の先頭が「.」のファイルは表示しません。
背景がグレーで表示された場合、選択したフォルダにダウンロード権限がありません。
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「フォルダ作成」を選択すると、新しいフォルダの作成をすることができます。
メニューの編集から選択した場合は表示しているフォルダに新しいフォルダを作成します。
右クリックメニューから選択した場合は選択したフォルダに新しいフォルダを作成します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
フォルダ作成を選択するとフォルダ名入力画面が表示されます。
新しく作成するフォルダ名を入力して了解を押してください。
※ フォルダ名に次の記号は使用できません。「/」「*」「\」「?」「%」「+」「#」
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「フォルダ名変更」を選択すると、フォルダの名称を変更することができます。
メニューの編集から選択した場合は表示しているフォルダの名前を変更します。
右クリックメニューから選択した場合は選択したフォルダの名前を変更します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
フォルダ名変更を選択するとフォルダ名入力画面が表示されます。
変更するフォルダ名を入力して了解を押してください。
※ フォルダ名に次の記号は使用できません。「/」「*」「\」「?」「%」「+」「#」
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「フォルダ削除」を選択すると、フォルダの削除を行います。
メニューの編集から選択した場合は表示しているフォルダを削除します。
右クリックメニューから選択した場合は、選択したフォルダを削除します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
6.38. ファイル共有アプリケーション
ローカルのファイルシステムからファイル共有アプリケーションのフォルダツリーまたはファイル詳細テーブルにファイルをドラッグ&ドロップすることにより、ファイルのアップロードを行うことができます。
選択しているフォルダにフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限が認められていないユーザの場合、アップロードをすることはできません。
進行状況ダイアログ画面で取消しボタンを押すことにより、アップロード処理を中断することができます。
6.38. ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションのファイル詳細テーブルからローカルのファイルシステムにファイルをドラッグ&ドロップすることにより、ファイルの保存先選択ダイアログを表示し、ファイルのダウンロードを行うことができます。
表示しているフォルダにフォルダ表示権限、ファイルダウンロード権限が認められていないユーザの場合、ダウンロードをすることはできません。
進行状況ダイアログ画面で取消しボタンを押すことにより、ダウンロード処理を中断することができます。
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「ファイル名変更」を選択すると、ファイルの名称の変更を行います。
メニューの編集から選択した場合は選択されているファイルの名称を変更します。
右クリックメニューから選択した場合は選択したファイルの名称を変更します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
ファイル名変更を選択するとファイル名入力画面が表示されます。
変更するファイル名を入力して了解を押してください。
※ ファイル名に次の記号は使用できません。「/」「*」「\」「?」「%」「+」「#」
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「ファイルの削除」を選択すると、ファイルの削除を行います。
メニューの編集、または右クリックメニューから選択した場合、ファイル詳細テーブルで選択されているファイルを削除します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
ファイル削除を選択すると確認のダイアログが表示されます。
削除を行う場合は「了解」を押してください。
削除を行わない場合は「取消し」を押して中断してください。
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「ファイル内容表示」を選択すると、ご利用のOSで登録されているアプリケーションで選択されているファイルの内容が表示されます。
メニューの編集から選択した場合は選択されているファイルの内容が表示されます。
右クリックメニューから選択した場合は選択したファイルの内容が表示されます。
また、ファイルをダブルクリックした場合にもファイルの内容が表示されます。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルダウンロード権限が認められているユーザのみが行うことができます。
OSで登録されているアプリケーションがない場合にはファイルの内容は表示されません。
6.38.ファイル共有アプリケーション
メニューの「編集」⇒「プロパティ」を選択することによって、選択しているフォルダに関する権限管理画面を開きます。
この機能はACL管理にて権限を有するロールに属するユーザのみが実行することができます。
6.38.3.11 画面更新
メニューの「更新」⇒「更新」を選択することによって、ファイル共有サーバの更新を行います。
6.38. ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションでの権限情報の閲覧・更新の操作について説明します。
ファイル共有画面でメニューから「編集」⇒「プロパティ」を選択することにより、権限管理画面が表示されます。
この画面では現在選択しているフォルダに関する各種権限設定の確認と変更の操作をすることができます。
なお、この画面はACL管理にて権限を有するロールに属するユーザのみが操作することができます。
取消しボタン、または×ボタンを押すことにより、画面を閉じます。
操作の詳細については以下に説明します
6.38.ファイル共有アプリケーション
保存ボタンを押すことにより、画面に表示されているユーザ/所属の内容の権限設定の保存を行います。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
保存ボタンを押すと、保存確認ダイアログを表示します。
了解ボタンを押し、正常に保存処理が完了した場合、ファイル共有画面に戻ります。
「すべてのサブフォルダに適用」にチェックを入れて了解ボタンを押すと、すべての配下フォルダに同じ権限を保存します。
取り消しボタン、または×ボタンを押すと、保存処理を中断します。
ユーザボタンを押すと、該当権限に関するユーザの設定を行うためのユーザ選択画面を表示します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
この機能は該当権限の所属欄に「全ユーザ」が設定されているときは操作できません。
所属ボタンを押すと、該当権限に関する所属の設定を行うための所属選択画面を表示します。
この機能はフォルダ表示権限、ファイルアップロード権限、ファイルダウンロード権限の全ての権限が認められているユーザのみが行うことができます。
6.38. ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションでのユーザ情報の検索と選択の操作について説明します。
権限管理画面で該当権限のユーザボタンを押すことにより、ユーザ選択画面が表示されます。
この画面ではユーザに関する権限の設定を行うことができます。
なお、この画面はACL管理にて権限を与えられているロールに属するユーザのみが操作することができます。
閉じるボタン、または×ボタンを押すことにより、画面を閉じます。
操作の詳細については以下に説明します
6.38.ファイル共有アプリケーション
各種検索条件を入力/選択し、検索ボタンを押すと検索条件に従いユーザ情報の検索を行います。
検索結果は検索結果テーブルに表示されます。
検索結果/選択テーブルにはユーザ情報として「氏名」「ロール」「学籍番号(」「名列」「所属情報」が表示され、カラムクリックによりソートの切り替えが可能です。
検索条件について以下に説明します。
項目名 |
説明 |
学籍番号 |
ユーザの学籍番号を前方一致で検索します。 ロール区分が学生の場合のみ有効な条件です。 |
金沢大学ID |
ユーザの金沢大学IDを完全一致で検索します。 |
氏名 |
ユーザの氏名を部分一致で検索します。 |
第1コンボボックス |
ユーザが属するロール区分を表します。 |
第2コンボボックス |
ユーザが属する学域/学部/所属1を表します。 |
第3コンボボックス |
ユーザが属する学類/学科/所属2を表します。 |
第4コンボボックス |
ユーザが属するコース/専攻/所属3を表します。 |
チェック(在学/在職のみ) |
チェックありの場合、現在在学、または在職しているユーザを対象とします。 チェックなしの場合、すべてのユーザを対象とします。 |
検索結果テーブルのユーザ情報にチェックをし、▼ボタンを押すと、チェックしたユーザ情報を選択テーブルに追加します。
全て選択/全て解除ボタンを押すことにより、全てのチェックボックスに対してON/OFFを切り替えることができます。
選択テーブルのユーザ情報にチェックをし、削除ボタンを押すと、チェックしたユーザ情報を選択テーブルから削除します。
全て選択/全て解除ボタンを押すことにより、全てのチェックボックスに対してON/OFFを切り替えることができます。
決定ボタンを押すと、選択テーブルに表示されているユーザ情報を許可情報として設定し、権限管理画面に戻ります。
6.38. ファイル共有アプリケーション
ファイル共有アプリケーションでの所属情報の選択の操作について説明します。
権限管理画面で該当権限の所属ボタンを押すことにより、所属選択画面が表示されます。
この画面では所属に関する権限の設定を行うことができます。
なお、この画面はACL管理にて権限を与えられているロールに属するユーザのみが操作することができます。
キャンセルボタン、または×ボタンを押すことにより、画面を閉じます。
操作の詳細については以下に説明します
6.38.ファイル共有アプリケーション
コンボボックスの選択を変更すると、選択した内容に伴い、次のコンボボックス内容が自動取得されます。
コンボボックスの表示内容は左上から順に「ロール」「学域/学部/所属1」「学類/学科/所属2」「コース/専攻/所属3」です。
ロールに関するコンボの再下段には「全ユーザ」という項目が設定されており、選択・追加することにより全てのユーザを許可することができます。
※全ユーザを設定する際は、公開情報等をお考えの上、設定してください。
各種コンボボックスを選択し、追加ボタンを押すと、選択テーブルにコンボボックスで選択したロール/所属情報が追加されます。
選択テーブルにおいて対象の所属情報にチェックをし、削除ボタンを押すと、選択テーブルから該当する所属情報が削除されます。
決定ボタンを押すと、選択テーブルに表示されている所属情報を許可情報として設定し、権限管理画面に戻ります。
本章ではファイル共有アプリケーション使用中に一般的に発生する可能性のある現象について、解決方法を記載します。
その他の現象につきましては、管理者に連絡してください。
現象:ガジェット画像をクリックしてできたウィンドウがすぐ閉じてしまう。「JavaAppletを表示できません。」と表示される。
解決方法
お使いの環境をご確認ください。
⇒「6.38.1.1実行に必要な環境」参照
Javaがインストールされていない
⇒Javaのインストールを行ってください。
お使いJavaのバージョンが古い
⇒最新のJavaのインストールを行ってください。
<InternetExprolrer>
Javaに関するアドオンが無効になっている。
⇒「ツール」→「アドオンの管理」から、「全てのアドオン」を表示し、「Sun Microsystems. Inc」の「Java Plug-in」を有効に設定してください。
<InternetExprolrer>
アプレットに用いるJREが設定されていない。
⇒「ツール」→「インターネットオプション」→「詳細」タブの「Java(Sun)」の「<applet>にJRExxxを使用(再起動が必要)」にチェックをする。
<InternetExprolrer>
セキュリティレベルを設定する。
⇒「ツール」→「インターネットオプション」→「セキュリティ」タブの「レベルのカスタマイズ」を選択し、以下の項目を確認してください。
・「Active Xコントロールとプラグイン」→「有効にする」にチェックをする。
・「スクリプト」→「Javaアプレットのスクリプト」→「有効にする」にチェックする。
6.38. ファイル共有アプリケーション
解決方法
ログインパスワードを確認してください。
解決方法
他の人によって、フォルダが更新されたか、対象のフォルダが無い可能性があります。
画面を更新し、再度更新を行ってください。
6.38. ファイル共有アプリケーション
フォルダ作成時に、フォルダ名の入力ができない
解決方法
入力制限がかかっている可能性があります。
半角に切り替え、Enterキーを押してから入力してみてください。
上記以外のエラーが発生した場合、メッセージID、メッセージ/エラー内容を管理者に連絡してください。